AISとは

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教育理念

「戦争の時代」と言われた「昭和」が過ぎ、「平成」の時代となって、すでに21年がたちます。戦争後の国土復興に果たした「国民教育」の役割はまことに大きなものがあり、「集団主義」と「平等主義」の民主主義教育は短期間に、我が国国民の知的水準を大きく引き上げ、世界の先進国から多くの知識と技術を取り入れるために絶大なる効果をもたらしました。我が国は、瞬く間に、国土を再建し、経済も復興、数十年の間に国民所得と生活は世界のトップクラスにまで上りつめることになりました。そして平成の時代。この時代は世界の時代、国際社会における国家間の友好と協力の関係が急速に深まりつつある時代です。言い換えれば、世界の中の日本が問われ、「人類一家みな兄弟」、「人類の一員として」世界のために私たちひとり一人はいったい何ができるのか、しなければならないのか、が問われている時代ともいえます。

すでに文化・芸術、音楽界やスポーツ界・医学界などから少なくない人々が世界に飛び出しています。毎日のニュースからは、世界各地で活躍する日本人先輩たちの輝く様子が伝えられています。しかし、まだまだ足りません。世界はより多くの優秀な人間をを求めています。世界から歓迎され、評価され、尊敬される幾万もの日本人が世界中いたるところに現出した時、「戦争と侵略の日本人」「エコノミック・アニマルの日本人」が過去のものとなり、真に世界の一員として、国際社会に心から迎えられることになるに違いありません。

このような、21世紀の世界で活躍できるたくさんの子どもたちを育てたい。これはAISの経営とすべての運営に貫かれている想いなのです。

AISが国際言語たる「英語」にこだわるのは当然です。しかし、それだけならAISは「幼児英語教室」または「英会話学校」で充分だったはずなのです。AISが全面的な「初等・中等教育」の分野に事業展開を決意したのは、その「英語」を使う「人間」こそ、もっとも大切なものであると考えていたからにほか他なりません。「英語」はやはり、あくまでコミュニケーション手段にすぎず、テクノロジーの一種なのです。

豊かな語学力と国際性・卓越した個性を有する子どもたちの育成。ここに、AISが目指す教育の根本理念があるのです。これこそAISが皆様に、これまで我が国で継続されてきたいわゆる「義務教育」「公共教育」とは別に、「集団主義」「平等主義」を超えた「少人数教育」と「個性を育てる教育」を実践できる新しい初等・中等教育機関を提案している理由です。

21世紀は「平均点」の時代ではありません。「卓越した個性」が試される時代です。「平均点」を上げるためにはなるほど戦後の「集団主義」にも歴史的使命がありました。しかし、これは、未曾有の協力と競争たる厳しい国際時代の現代世界ではもう通用しないのです。新しい教育への挑戦が必要なのです。AISは、当面、非学校法人でありながらも、これまでのNIPの歴史を発展的に解消して「幼児部」と位置づけ、「初等部」(将来は「中等部」も)を創設します。これによって、5年前にNIPで始められた「生活の中の英語教室」は全面的な教育機関としてさらに大きく歴史的に「進化」することになりました。

私たちは、20年後、30年後には、AISから羽ばたいた小さな子どもたちが世界中のいたるところの重要職の中で大きく成長、活躍しているたくさんの姿を「夢」みています。AISは、そんな「夢」を共有できる保護者の皆さんを求めているのです。

(2005年10月  株式会社NIP社長  鈴木雅夫)

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